みんながやっている、ネットなどでの音楽コンテンツのプロモーションと、ちょっと捻った方法

曲を作ったあとは『みんなに聴いてもらいたい』となるのが、人の常。今回の記事では、『みんながやっている』曲のプロモーションについてお話します。『みんながやっている』ということは、『ここに挙げる点を押さえて、みんなと同じスタートライン』ということです。ちょっと捻った方法についても、早速確認していきましょう。

 

ネットなどの音楽プロモーション・みんながやっているもの

(SNSなど)似た属性の人を片っ端から営業フォローおよびいいねしまくる


古くはAmebaブログやTwitter、最近ではInstagramのビジネスアカウントなどでも見られる方法です。
やり方は、自分の曲と親和性の高そうな人をSNSで見つけて、片っ端からいいね・フォローするだけ。

ただし、『相手が執筆するブログ記事をつぶやいた件に対して、読まないのにいいねつける』みたいなのは、バレてる上にうざいので、やりすぎず、ほどほどにしましょう。管理人は、『この人読んでないよな』というのは、だいたいわかります。

リリックビデオ(最近はエフェクトで文字を動かすものも


洋楽のリミックスや、ボカロ系アーティストなどでは定番なんで説明は不要でしょう。PVを作るほどではないけど、エフェクトをかけて動きのあるリリックビデオが最近では主流です。プラットフォームは、やっぱりYouTubeが強いですね。
背景に動画素材を流しながら、アニメーションをつけて歌詞を表示していきます。

クロスフェードサンプル


メジャーレーベルから、M3同人勢の間では定番の手法。プラットフォームはsoundcloudやYouTubeが主流です。
オーディオデータ自体は、編集ソフトやdawで、フェードを入れて簡単に作ることができます。M3勢の間では、ジャケットイラスト&動く音声波形&ちょっとアニメーション動画にする事が多いです。

音楽コンテンツプロモーションで、他に使える方法

とりあえず、『みんながやっている方法』は紹介しました。しかしそれだけだと、コンテンツ・クリエーターが多すぎる現代社会においては、埋もれてしまうのも事実。他の方法も考えてみましょう(いくつか、管理人が実践したものも含まれます)。

YouTube動画をGoogle広告で宣伝


YouTubeに曲を投下したときにやることは?『SNSで曲情報をbotのごとくつぶやきまくる』ですか?それとも『人の来ないブログや掲示板に書き込みまくって宣伝する事』ですか?
答えはno。広告を使った方が早いです。GoogleアカウントからGoogle広告に入れるようにし、ユーザー属性や地域などを設定して広告を出します。

管理人がやった実例だと、予算1000円程度でも再生回数は300~400回程度あがります。
(いいねはものにもよるけど5~10件程度・知名度高ければもっと多いかも)

予算数千円と作り込んだコンテンツがあれば、地方の政令指定都市の有名インディーズバンド程度の再生回数は、軽く超えることができます。

フライヤー・サンプルCDなどに、おまけをつける

管理人がバンドをやっていた頃の話です。いつも、バンドマンが配るフライヤー(しかもデザインがダサい上、コンテンツとして微妙)が、あまり興味持てず邪魔だなと思っていました。


そこで管理人は、『ポケットティッシュやうまい棒・冬はカイロ』など、おまけをつけて配布。予算は少しかかりますが、貰ってくれる確率が高くなるのでオススメ。楽器やライブハウス代・プラグインより優先すべきポイントです。

現在では、ネットでオリジナルグッズを少量から作ってもらえるお店もあるので利用しましょう。なるべく、『貰って困らない物』がおすすめです。

自社メディアサイトなどから流す

例えばバンドやdawみたいなネットコミュニティだと、狭すぎて広がりが出ません(外部が入ってこないので知名度が伸びません)。

他のコンテンツを絡めたネットメディアサイト(ただし、そこそこ育っていることが必要です)などから、『実はこういうのもやってます』と流すことで、狭いコミュニティを越えられます。今ではWordPressなどもあるので、構築は容易でしょう。

管理人がメインのサイトで、『バンドやdawの話をしなくなった』のは、『狭いコミュニティにしか届かない話題はどうかな?』と思ったからです。