【Spotify使っていない人向け・youtubeで】2020Spotify(スポティファイ)で流行った曲ってどういう曲?

今回は、音楽コンテンツ業界傾向で気になる人も多いと思う、『Spotify(スポティファイ)』について、2020年に流行った曲のプレイリストがでていたので、確認してみたいと思います。
なお、管理人は『SpotifyがPCで、別アプリケーションで作業中もバックで通信するのがイヤ』で、さっさとアンインストールしましたので、Spotifyが無い人でも確認できるよう、youtubeの動画なども交えて、確認していきましょう(アレンジとかの参考になる部分もあるかもしれません。)。

参考リンク~spotify2020年のトップヒッツとトップアーティスト

2020年末くらいに、spotifyが公開したプレイリストまとめです。『Top Tracks/Top Artists/Top Albums』について、日本・海外それぞれ確認できます。そのほか、海外で『Top Female Artists/Top Male Artists/Top Groups 』なども。Top Groupsにはクイーンやコールドプレイなど、昔からやっているバンドも入ってきている模様です。

今回当サイトでは主に、日本で楽曲単体でまとめる『Top Tracks of 2020日本プレイリスト』と、海外の楽曲単体の『Top Tracks of 2020 Globalプレイリスト』を確認していきます。アルバム単位・アーティスト単位・ジャンルごと・snsシェアなども見れるので、気になった方は他のページも見てみてください。

2020 Spotify 海外トップトラック いくつか紹介

まずは海外トップトラックから。全体的に落ち着いた感じです。管理人的なツッコミも交えつつ、いくつかピックアップして紹介します。全体的には、シンプルな編成・構成の曲が多い模様です。

テイクオンミーみたいな古いアレンジ、なぜ流行った? Blinding Lights – The Weeknd

2020 Spotify 海外トップトラック1位の曲。youtubeでも3億回視聴されています。メルセデスのスポーツカーでかっ飛ばすMVは、DTM・スーパーGT層にも刺さりそう。ポイントは一周回って新しいとさえ思える、80年代の古いアレンジ。例えるならテイクオンミーみたいな感じ。

日本では35歳以上のSpotify利用者が30%いますが、海外ではもっと多くて、『懐かしい~』って聴いてるかなという予想をしました(海外媒体資料をみれば明らかになります)。

BPM遅め、落ち着いたハネ系ダンスミュージック!DANCE MONKEY – TONES AND I

オーストラリアで爆発的ヒットして世界に飛び火、ストリートパフォーマー出身TONES AND Iのダンスモンキーが2位。透き通った感じの特徴的な声や、みんなで歌っている感じのハモリパートもポイント。先日管理人が買った日本のコンピレーションアルバムでも、こういうアレンジしているアーティストがいましたね~。

ちなみにこういうタイプのハネ曲、結構得意なんですけど、日本では流行らないのか、この手のアレンジを発注してくれる人はいませんでした(涙)

アレンジは超シンプルなダンスミュージック・SAINt JHN – Roses (Imanbek Remix)

これもSpotifyトップトラック上位曲。オフィシャルが『mv/リリックビデオ』など複数パターンあるけど、これでいいのかな。弾んだ感じのシンセベースが中心の、シンプル目のダンス系曲。

こういうのが上がるのは、管理人にも経験があります。別に回している著作権フリー曲サイトで、『作りこんだ曲より、10分くらいで作った、こんな感じのシンプルなシンセベース中心曲が、20倍くらい再生回数が上がっている』というものです。聞き流すには最適ですが、『買いたいか?』となると別問題ですのでご注意ください。

ファンキーなリズムでノレる&後半盛り上がりもポイント・Don’t Start Now Dua Lipa

実はマーティン・ギャリックスやカルヴィン・ハリスみたいなEDM系アーティストとも組んでたらしい人。全体的にはこれもシンプルですが、最後のChorusセクション(コーラス・さび)はストリングス入りで盛り上がる感じに。

モデルもやってるらしいんで、 Instagram経由で知名度が上がっている感じでしょうか。個人的には別の曲(Levitating)のDon Diablo Remixのほうが好きかな(笑)日本の方は、『この人のリミックスアルバムに星野源さんが参加している』というのは押さえておきましょう。

陰キャがむっちゃ嫌いそうなMV(笑)・Watermelon Sugar – Harry Styles

イントロ・verse部分のギターのリフ、イイですね~。歌詞は大したこと言ってない感じ(笑)。たまに映画などでも見られる、インスタストーリーとか、スマホで撮った動画的な演出を挟んだ感じのMVです。

状況によっては陰キャがむっちゃ嫌いそうなMVに見えますが(笑)、話題になったのなら成功といえるでしょう。

2020 Spotify 日本トップトラック いくつか紹介

傾向はオリコン(アイドル系が多い)とは異なり、配信販売サイトなどの傾向に近い印象があります。入ってくるアーティストが『Official髭男dism・米津玄師・YOASOBI・あいみょん・菅田将暉・ヨルシカ』みたいな流れですかね(J-Rockだとsumikaやwanimaが入ってきます)。

レコード会社やタイアップ先がいくら広告費を積んだかにもよりますが、Spotify日本で聴かれている曲をいくつか確認していきましょう。

Pretender – Official髭男dism

『Official髭男dismって、結構映画とかのタイアップ取っている印象あるなー』とおもったら、これもそうでした(コンフィデンスマンJP)。管理人はあんまりこのバンド詳しくないけど、『聴きやすいロックで、90年代でいうミスチルやスピッツ(むっちゃ売れてた)みたいなポジション』になりつつあるのではないでしょうか。

実は踊りが流入経路?夜に駆ける – YOASOBI

小説を曲で再現するタイプの物語系バンド。管理人、youtubeもあまり見ないし、Spotifyはまったく聴いていなかったんですが、この曲は知っていました。理由はダンスです。個人的には、踊り手チーム『アナタシア』の振付がカッコイイのでおススメです。

初の全国流通版から14位ランクイン!Walking with you – Novelbright

実はメジャーデビューは2020で、バンド初のインディー全国流通版アルバム収録曲からランクインという状況。テンポの速いビートロックでこの手のランクに入ってくるのは珍しいかも。バラードばっかり聴いてると、こういう曲が欲しくなります。『他人がなかなか真似できない回数で路上ライブやる』も、知名度向上のポイントだと思います。

歌詞もポイント?ただ君に晴れ – ヨルシカ

リリースは2018だけど、2020のランキングにランクイン。管理人は『だから僕は音楽を辞めた』のほうが好みです。『まだお前バンドやってんじゃん』、または『n-bunaさん、ボカロP時代から注目されてたじゃん』みたいな突っ込み所がある意味で(笑)
イントロのリフとか、ネット音楽とjpopをうまく融合した感じとか、歌詞も刺さってくるみたいな理由がありそうです。

あとがき・まとめ

とりあえず、Spotifyは使っていないけど、ネットサブスクリプションで、2020に良く聴かれた曲の傾向はつかめるかと思います。音楽活動をしているorこれからやりたい方で、多くの人に聴いてもらいたい方は、曲自体はしっかり固めつつ、流入ポイントになる部分を(snsにするか動画サイトにするか・起爆剤になるコンテンツはどれかなど)意識していくと良いかもしれません。